推しが武道館にいってくれたら死ぬって知ってる?

この記事はちょうど三年前に書いたブログを少しだけ加筆修正した記事です。

当時アイドル垢で書いたもので、この漫画を是非皆にも読んで欲しいなあって思い、改めて投稿しました。

出来るだけ当時の文章(今とほぼ変わらないけど...)をそのままにしているので拙いですが、是非読んでください。

では、どうぞ。

 

 

突然ですが、みなさんは漫画は読みますか?僕は滅茶苦茶読みます。大好きです。まあオタクなのでね。まずは僕と漫画の話をしようかと思います。

お前はどんな漫画が好きなんだよって話なんですがまず僕の人生のバイブルは「GANTZ」です。何度自分がGANTZ世界に入ってどう立ち回るかシミュレーションしたことか。GANTZの知識はマジで誰にも負けないと自負しています。

バイブルであるGANTZ以外だと中学時代は、「バンブーブレード」と「神さまの言うとおり」という漫画を生き甲斐にしていました。後者は大好きなデスゲーム漫画で、学校に持ち込みクラス中に布教して読ませてましたね。

当時ジャンプで連載していた「食戟のソーマ」と「斉木楠雄のψ難」も好きで毎週楽しみに読んでたのを覚えてます。それと、何故か友達の影響で「寄生獣」を名作と知らずに読んでて後に超有名作だと知った時は滅茶苦茶驚きましたね…。「HUNTER×HUNTER」もこの時期に再アニメ化すると聞いて一気に読みましたね。

高校時代はもっと漫画に深くハマり、「咲」や「かんなぎ」、「ヒナまつり」、「げんしけん」等オタク系の漫画に手を出し始めました。

中学時代から週刊誌を毎週読むのが習慣となっていて、ジャンプ、マガジン、サンデーに加え高校に入るとビッグコミックスピリッツヤングマガジンヤングジャンプも読むようになりました。

月刊誌であるアフタヌーンgood!アフタヌーンジャンプSQハルタもこの頃から愛読し始めたのを覚えています。

今思うと漫画中毒すぎるだろ。僕が読んでた当時は一番ヤングジャンプが自分の中で熱くて、「ゴールデンカムイ」だけは絶対に読んでから学校に向かってましたね。

極黒のブリュンヒルデ」や「東京喰種」、「ねじまきカギュー」、「源君物語」、「リクドウ」、「BUNGO」、「テラフォーマーズ」と非常に充実したラインナップで、この時代のヤンジャンはマジで最強だったなあって今でも思います。

確か高校二年時に身近で「ジョジョ」が流行り、暇な時にTSUTAYAに足を運んで7部まで一気に読んだのも良い思い出です。

因みに僕は五部、七部>三部>四部>六部、二部、一部って感じです。

七部のアニメが早く観てぇ…。

今回紹介する「推しが武道館にいってくれたら死ぬ」も高校三年時に出会いましたね。

今と思うと、まさに運命の出会いでしたね。巡り合わせてくれた神に感謝。

大学に入ってからは割と漫画と疎遠になり、週刊誌もジャンプ、マガジン、ヤンジャンヤンマガしか読まなくなり、月刊誌は一つも読まなくなってしまいました。

決して漫画への情熱を失った訳ではなく、京都に出て来てから中々読める環境を作れなかったからなんですね。まあそれでも読んでる方なんですけど。

現在進行形で読んでいる好きな漫画はジャンプだと「僕のヒーローアカデミア」、「呪術廻戦」、「逃げ上手の若君」、「ワンピース」。

マガジンは「ブルーロック」でヤンマガは「彼岸島」、「パラレルパラダイス」、「ザ・ファブル」。

ヤンジャンは「ゴールデンカムイ」と「GANTZ:E」です。

全然読んでないなあって書きながら思いました。

ここに出したのはあくまでメジャーな作品ばかりで、僕はどっちかというとマイナー漫画ばかり好む傾向にあるので、多分ここで作品を言っても誰一人知らないと思います。

ラブやん」とか「死人の声をきくがよい」とか言ってもなんだその漫画ってなりますよね。知ってます。

割と結構漫画の知識は豊富なんじゃないかなあって思ってます。漫画のタイトルだけ知ってるのだと多分かなりあります。

そんなどうでもいい自分語りはここまでにしておいて…ここからが本番です。ここから過去の自分にパスします。

それじゃあ本題に戻りましょう。今回このブログを書こうと思った理由は、先日の東京遠征で感化され、やっぱりアイドルオタクって良いなあって思い、一気に読み返したからです。その漫画とは…

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これです。「推しが武道館いってくれたら死ぬ」皆さんはご存知でしょうか?一部のオタクには随分前に薦めていたのでタイトルだけは知っているって人はいるのかな?まあとにかくこの漫画が面白い。(ちなみにTwitterのアイコンはこの作品のキャラクター)

ただ面白いだけじゃないんですよね。アイドルオタクの皆さんには是非読んで頂きたい作品なんですよ。(アイドルオタクじゃなくても読んで欲しい)

今回はこの漫画の魅力を皆さんに少しでも伝わればいいなと。興味を示してくれたら嬉しいです。

僕がこの漫画を知ったきっかけはCOMICリュウという雑誌で連載されている別の漫画(モンスター娘のいる日常)が好きでCOMICリュウって他にどんな漫画を連載してるんだろうって調べていくうちに見つけたって感じです。

この漫画を知ったのが僕が本格的にアイドルオタクになる前(約六年前)だったのでアイドルに興味がないって人でも読みやすいんじゃないかなと思います。

まずこの作品のタイトルを観た人は最近ありがちな「タイトルが無駄に長くて内容全部説明しちゃってる感じの作品じゃん!!!」って思った人が少なからずいるんじゃないかなと思います。タイトルで決めつけちゃってるそこのアナタ…後悔しますよ。

この作品をざっくり説明しちゃうと岡山県で活躍する七人組の地下アイドルグループ「ChamJam」に属する女の子「市井 舞菜」の熱狂的ファンである女主人公「えりぴよ」と「ChamJam」の成長を描くお話なんです。

まあ百合的要素が結構多い。アイドルと主人公の通じ合ってないようで本当は通じ合ってるっていうドキマギ感を描くのが素晴らしく上手く、作品にすぐ引き込まれるんです。巻数を進むごとに距離感が徐々に縮まっていく二人を観ているとつい応援したくなっちゃうんですよね。

この作品の大筋であり、タイトルでもある「武道館を目指す」という目標を叶える為に「ChamJam」のメンバー一人一人が奮闘する訳ですがやはり、思う所はあるようでメンバー内で衝突したりするんですけどその様が割とリアルなんですよね。

アニメとかでよくある行動力が滅茶苦茶あるタイプの娘がグル―プを宣伝したりアピールして、それがライバルの目に留まり注目されちゃって、なんやかんやで武道館ライブ成功!ハッピーエンド!!って感じではなく、現状がわかりきっているからこそ自分達ができる事を地道にやっていっていつか武道館でライブがしたい!!だから今を頑張る!って言う感じなんですよ。一筋縄ではいかない所が妙にリアルで、あくまで本拠地である岡山県からは脱出出来ないって所もローカルアイドルっぽいなあってなります。そりゃそうだって感じですよね。そりゃ過程も何もかも素っ飛ばして武道館ライブ成功!って訳にもいかないですしそこをメインで描いてくれているのが僕的に面白いと感じられる所なんですよね。因みに岡山県内でも存在がほぼ知られていないっていうのも、悲しくはあるけどリアリティあるなあってなりますね。

漫画的展開でありがちなご都合展開が無いのがこの作品の魅力の一つでもあると僕は思っています。

 

次はこの作品を楽しませてくれる個性豊かなキャラクター達を紹介していこうと思います。

オタクサイドの人間達は主人公の「えりぴよ」、えりぴよの友達でありグループのリーダー「五十嵐 れお」のTO(トップオタ)「くまささん(30代後半)(デブ)」、クール担当「松山 空音」推しの新規オタ「基(もとい)」を中心に描かれていきます。

基本的にオタクサイドの話とアイドルサイドの話を行き来して進行されていき、オタクサイドの話はギャグが多い。わちゃわちゃしてる感じです。

そしてアイドルサイドである「ChamJam」のメンバーを紹介していきます。まずは主人公えりぴよの推しメンである「市井 舞菜」

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滅茶苦茶内気でシャイで人見知りでグループ内人気が最下位(えりぴよしかファンがいない)の所謂不人気メンバーな娘。この性格や立ち位置が話を盛り上げてくれるスパイスになっているんですよね。この性格だからこそ主人公に自分の想いを伝えられない、言いたい事が言えないという。地味っ娘担当。17歳。メンバーカラーはサーモンピンク。

 

続いては「ChamJam」のリーダーでありくまささんの推し「五十嵐 れお」

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元々別のグループで活動していたアイドルで何度も挫折を繰り返している娘。グループ最年長でありながらグループ人気もトップで「ChamJam」の核となる存在。この娘の存在が他メンバーに少なからず影響を及ぼしていて物語においてのキーとなる人物。可愛い担当。22歳。メンバーカラーはピンク。

 

新規オタ基の推しメン「松山 空音」

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クールでグループ二番人気の娘。見た目はクールでも中身は普通の女の子。「ChamJam」の中でも一番女の子らしさが強調されていて、アイドルと普通の女の子との二面性がはっきり描写されているんじゃないかなと思う。エゴサをしたり、周りの意見を結構気にするタイプでもあります。クール担当。18歳。メンバーカラーはブルー。

 

次は「伯方 眞妃」

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三番人気でグループ内で最も大人びている娘。れお、空音、眞妃の3人はトップ3と言われていて運営からも推されている存在。後述するゆめ莉と仲がよくそれ以上に親密であり主にゆめ莉とカップリングされがち。この二人の関係性にも注目。おしゃれ。セクシー担当。19歳。メンバーカラーはイエロー。

 

「水守 ゆめ莉」

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おっとりとしていて若干天然気質の女の子。前述の通り眞妃と仲が良く武道館を目指すというより眞妃がアイドルである姿を観ていたい、傍に居たいと願っている。ダンスがグループ一上手い。おっとり担当。18歳。メンバーカラ―はパープル。

 

Twitterのアイコンでもあり僕の推しメン「寺本 優佳」

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最年少で元気で明るく、空気が読めない。だけど人気トップ3に入りたいと努力したり、気合は十分にある女の子。割と天才肌でアイドルになるべくしてなったと言っても過言ではない程アイドル気質は高いキャラクター。天真爛漫でギャグ担当でもあり、割とコメディリリーフなキャラ。文と仲が良い。元気担当。16歳。メンバーカラ―はホワイト。

 

最後に「横田 文」

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妹キャラでグループ内で一番上昇志向が強い。グループ内でもトップクラスにアイドルアイドルしている娘で努力家。野心が強いあまり頑張りが空回りする事も少々。メイド喫茶で働いている。優佳と仲が良い。何かと不憫な描写が多い気がする。ロリ担当。18歳。メンバーカラ―はグリーン。

 

このように一人一人個性が強く、想いも違うしキャラクターが濃い。この作品を読む際には現実のアイドルと同じように自分の推しメンを決めて読んだら倍以上作品を楽しめるんじゃないかなあと思います。結構雑でざっくりとした説明だったけど許してね。

結局、この作品に僕が惹かれたのは作画でありこの可愛い絵が作品を色づけてくれているんだなと思っているので、少し興味が沸いたなら是非読んでほしいなと思う。

最後に、この作品に僕が出会ったのはもう六年前のことで、前述の通り当時の僕は中学時代にAKBが好きだっただけで特にアイドルオタクという訳ではなかったんです。

巻数を重ねる毎に時が経ってアイドルオタクになった自分がこの作品を読んだらまた違った観点からこの作品を楽しめたんです。

えりぴよと自分を重ねる事によってアイドルオタクってこうじゃなきゃなって思わせてくれるんですよね。楽しさを思い出させてくれるというかこの作品を読んだら絶対どこかしらのアイドル現場に足を運びたくなる筈ですよ。もうウズウズして仕方ない。純粋にアイドルを応援し一人の女の子の為に必死になる姿を観ていたら初心を思い出させてくれてアイドルに会いたくなる。そんな事を思わせてくれる作品なんです。少しでも多くの方にこの作品の良さを知ってほしんですよね。

さて、このブログを最後まで読んでくださった皆さんには魅力は伝わったでしょうか?少しは伝わっていたらいいな。この作品の事で語りたいし「ChamJam」の話を僕は皆さんとしたいですよ。この漫画は今の所七巻まで刊行されているので短いし読みやすいですよ。

今はCOMICリュウがWEBに移った関係でWEB連載になっているので、こちらのサイトで三話まで試し読みが出来ますので、良かったら是非読んでみては?

www.comic-ryu.jp

ちなみにネットフリックスとHuluにアニメ版が配信されているので、そちらから入るのもアリです。アニメ版もクオリティが高く、非常に観やすいのでオススメです。

楽曲も良曲が多いし、漫画だと読む機会がないなあって方はアニメ版を観たらどうでしょうか?

まあこんな感じで今回は終わりです。次回はあるのかわかりませんがまた読んでくれたら嬉しいです。では、また。